私ども「でんきほあん協同組合」は、お客様の事業場を保安管理する電気主任技術者として電気事業法に基づき、各種点検、緊急出動、手続き指導、試験業務、コンサルティングを行っています。 ビルや工場など自家用電気工作物を設置するお客様は事業場の工事、維持及び運用に関する保安の監督にかかる業務について保安規程を定めでんきほあん協同組合の電気管理技術者又は電気保安法人に業務を委託することが出来ます。
主な業務
お客様の設備が安全に維持稼動するための大切な使命を担っている為、組合員一人一人が組合の技術専門委員会や他の機関などで行う講習会などを通し常に技術の研鑽を積んでいます。
- 自家用電気工作物の定期的に行う点検、測定、試験
- 電気事故、異常事態発生時の緊急出動など
- 経済産業局の立ち入り検査および電力会社の要請による立会い
幣組合員が受託できる自家用電気工作物の範囲
- 高圧(600Vを超え、7,000V以下)で受電する需要設備
- 出力2,000kW未満の発電所
水力、火力、太陽電池、風力の各発電所 - 上記以外の発電所で出力1,000kW未満の発電所
- 低圧の配電線路を管理する事業場
- 低圧受電で非常用予備発電装置を設置するもの
委託契約に基づき行う保安管理業務
月次点検
毎月1回か隔月に1回または3ヵ月に1回、運転状態の電気工作物の点検および試験を実施し、その結果をお知らせします。
年次点検
毎年1回以上、原則として電気を止めて、機器、回路の精密点検、測定、調整を行いその結果をお知らせします。
臨時点検
電気工作物に事故または異常が発生したとき迅速に対応し、原因の調査、再発防止について適切な指導助言をいたします。
竣工検査
電気工作物の新設又は変更の場合の指導、協力、設計の審査及び竣工検査、官庁検査の立会いをいたします。
官庁への報告・届出などの諸手続き指導
官庁に対する申請、届け出等の手続き指導を行うほか、電力会社との連絡、協議の代行をいたします。
各種試験
当組合ではお客様のご要望に応じて次の試験業務を行っています。
絶縁耐力試験/各種の継電器試験/高圧ケーブル診断/その他
緊急時の対応
お客様の設備にトラブルや停電が発生した場合、管理技術者が昼夜を問わず直ちに現場に急行し的確に対応いたします。
また、絶縁監視装置を設置することによリ設備の予防保全、異常の早期発見など、より高信頼な保安管理が可能となります。
緊急時の連絡先
北信支部
0120-339-174
中信支部
0120-636-394
東信支部
0120-339-173
南信支部
0120-339-172
保険制度の完備
- 保安業務を受託している事業場の作業に際しては絶対に事故を起こさない体制で臨んでおります。 万が一、ヒューマンエラーによりお客様に損害をおかけした場合に備えて損害賠償責任保険に加入しています。
- 突発的な雷害による事故に備えては、お客様のご要望により保険範囲を協議の上定め受電設備保障保険に加入します。
補償範囲に定める受電設備の雷害によって生じた物的損害に対して、その復旧に要した費用が補償されます。※免責3万円
設備更新の目安
電気設備の老朽化は思わぬ事故を発生させます。
更新時期は機器や環境により違いますが、10年経過しましたら要注意です。老朽化が進むと波及事故になる場合があります。
波及事故が発生すると、地域に大きな影響を及ぼし、国に報告義務がありますし、受電設備が老朽化すると波及事故に至らなくても、突然、停電になり営業や工場の操業停止など経済活動に支障をきたします。
弊組合は、経済産業省と取り決めた点検基準及び精密な診断試験結果などを基に、老朽化が進んだ機器の取り換えをお願いしています。
◆更新目安(製造後年数)25年
柱上高圧気中開閉器(PAS)
柱上高圧気中開閉器(PAS)が保安管理上の責任分界点となります。
高圧ケーブル
真空遮断器(VCB)
高圧設備で異常があったときに電気を遮断するための機器
負荷開閉器(LBS)
主に変圧器や進相コンデンサの電源側に設置される開閉器
高圧進相コンデンサ(SC)
電気設備全体の力率を改善するための機器
プライマリーカットアウトスイッチ(PCS)
主に300kVA以下の変圧器一次側に設置され、過負荷保護に使用される機器
◆更新目安(製造後年数)30年
変圧器(T)
高圧の電気を低圧に変換する機器
対象機器 | 高圧気中 負荷開閉器 |
高圧 ケーブル |
高圧真空遮断器 | 高圧交流負荷開閉器 | 変圧器 | 高圧進相 コンデンサ |
その他 高圧機器 |
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更新推奨年 | 10~25 | 15~25 | 20~25 | 15~25 | 20~30 | 15~25 | 15~25 |